多度津町の沖に浮かぶ佐柳島は、自然体の猫たちに出会える島です。
人口よりも猫のほうが多いこの島に、合計4時間の小旅行に行ってきました!
佐柳島がどんな島か、佐柳島へのアクセス、注意すること、猫の写真まで、その魅力をお届けします!
佐柳島とは?
佐柳島は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。
その小さな佐柳島の魅力といえば、なんといっても猫!

いたるところに猫がいるため「猫島」と呼ばれることも多い島です。
佐柳島の港に着くなり猫の姿が見えるので、猫を探すのに苦労することはありません。

多度津町公式サイトによると、2026年9月現在の島の人口は39名です。
ゆえに、メインストリートで出会う人はほぼ観光客でしょう。

わたしが滞在していた2時間で30匹程度の猫に出会えたので、人間よりも猫が多いというウワサは間違いないようです。

佐柳島には、特に「観光地らしいもの」はありません。コンビニのようなお店どころか、自動販売機もありません。
そのため「有名な観光地」のような騒がしさがないことが、佐柳島の魅力です。

観光客も目的は「猫」、そしてゆったりした島時間を楽しむために訪れます。
でも佐柳島内でも携帯電話やインターネットは使えるので安心して行ってください(笑)。
佐柳島でのルール
猫とたわむれる前に、知っておくべき佐柳島でのルールを紹介します。
- 佐柳島で猫に関するルール
- 佐柳島での散策ルール
佐柳島で猫に関するルール
佐柳島で猫に関するルールはこちらです。

- エサやりはOKだがドライフードのみ
- ゴミは必ず持ち帰る
- 島民が日常的にエサをやっているのが前提なので与えすぎない
- イノシシやカラスが来るので置きエサは禁止
- 猫を持って帰らない
- 子猫を親元から移動させない。むやみに触らない
前提として島の人たちが面倒を見ています。
次の画像のように、ところどころにあるフライパンでエサをやっているようです。

これはすごく残念なのですが、ペースト状のエサの袋がポイ捨てされているのをたくさん見かけました。
エサはドライフードのみ。ポイ捨ては絶対にやめましょう。
佐柳島での散策ルール
あと、佐柳島での散策ルールもあります。

佐柳島は観光地である前に、居住している島民の日常生活があることを知っておきましょう。
多度津港から佐柳島への行き方
佐柳島へのアクセスはもちろん船です。
ここでは多度津港の場所や、チケットを買う場所について紹介します。
多度津港を目指す
佐柳島に行く場合、まずは浜街道沿いから行ける「多度津港」を目指しましょう。

「たどつ汽船」の運行するフェリーが出ています。
多度津港の場所はこちら。
なお、多度津港の無料駐車場は、浜街道沿い、多度津港の前にあるこちらです。
夏の「たどつ港まつり」での花火会場になっている場所ですね。
多度津港でチケットを買う
フェリーのチケットは、多度津港のフェリー乗り場(電車のホームみたいなところ)で購入できます。

こちらがチケット売り場です。

本浦港(佐柳島の南の港)までの運賃は片道690円でした。
往復分のチケット1,320円を購入し、フェリーに乗ります。

9月の連休に行ったときはチケット完売で乗れなかったので、混みそうな時期は早めに行くことをオススメします。
わたしが利用したのはこちらのスケジュール。
| 行き | 多度津港 13:57発 |
| 帰り | 佐柳島 17:11発 |
島で動ける時間は2時間ほどで、船時間との合計4時間は小旅行を楽しむにはちょうどよかったです。
船の便数は少なめです。出かける前にたどつ汽船の公式ページで最新の時間を確かめておきましょう。
フェリーに乗る
あとはフェリーに乗って佐柳島に行くだけです。
こちらが、多度津〜佐柳島の間をつなぐ「新なぎさ2」というフェリーの外観。

フェリーには、がんばれば最大4台の車が乗るそうですよ。
定員は自動車がない場合は150名で、ある場合は95名です。
わたしは車で行ったことがないので、詳しくはたどつ汽船にお問い合わせください。というか、あまり車で行く理由がないほど小さな島です。
佐柳島の港について
フェリーは出港後30分ほどで高見島に着き、その後30分ほどで佐柳島に着きます。

「瀬戸内海って島が多いなぁ」と思いながら景色を楽しみました。
船の中でもインターネットが使えますが、電車や車とは違った「揺れ」があるので、酔いやすい人はご注意ください。
あっという間に、佐柳島が見えてきましたよ!

島が見えていても、なかなか着きませんが(笑)。
こちらが、船から見た佐柳島の南側にある「本浦港」付近の様子。

本浦港から船を見るとこんな感じ。

船を降り、桟橋を渡り、上陸しましょう!
次の写真の奥に見える(桟橋の手前)のが、佐柳島唯一の公衆トイレです。

公衆トイレはすごく小さく、女性用、男性用は分かれていないので少し使いにくいかもしれません。
なお、佐柳島の北部には、もう一つの港である「長崎港」もあります。この本浦港から長崎港までは歩いて25分程度です。
佐柳島の猫たちの写真
SNSで話題の「飛び猫」を追うのも面白いですが、この島のいちばんの魅力は、ありのまま暮らす猫たちの姿だと思っています。

ここでは秋に出会える子猫から、神社前の砂浜、廃墟と猫が織りなすフォトジェニックな景色まで、見どころを案内します。
出産シーズンに巡り合える愛らしい子猫たち
春・秋の佐柳島を歩く大きな楽しみは、かわいい子猫たちに出会えることです。

猫の出産期は、春(3月〜5月)と秋(8月〜10月)の年2回あります。

わたしが行った10月初頭では、少し大きくなった子猫たちを見られました。
こんなふうに、人が住んでいない家や解体した家を住処にしているようです。

1度に3匹〜5匹ほどが生まれるので、こんな「きょうだい猫」の姿もちらほら。

すでに人に慣れている子もいますね。

かわいすぎるため、子猫の写真が余裕で100枚を超えていました。
猫のなかには、飼い猫もいますよ。こちらは「カナちゃん」です。

砂浜の肉球足跡
海と猫の組み合わせを楽しみたいなら、佐柳八幡神社のほうへ歩いてみてください。
こちらが佐柳八幡神社。

佐柳八幡神社の東側には、静かな砂浜が広がっています。

砂浜から瀬戸大橋も見えますね!
ここの砂浜の砂は、けっこうきめ細やかです。

とりあえず「マルータ」と書いてみました(笑)。

そして、この波打ち際のすぐ近くにも、猫たちがふらりとやってきます。

この子は、超・警戒心が強かったので触れませんでしたが(笑)。
足元の砂をよく見ると、小さな肉球の足跡がぽつぽつと!

これはかわいい……。ぜひ、猫の足跡を探す穏やかな時間を過ごしてください。
自然のなかでたくましく生きる猫たち
佐柳島にいる猫は、ほとんどが飼われているペットではありません。
島の自然のなかで、たくましく生きる猫たちです。

野生のなかにいる猫たちの姿がイキイキとしています。

また、人間が住まなくなった家や、解体した家に住む猫たちも被写体として魅力的です。

ただいるだけですが、なんだか「したたか」に見えてしまう(笑)。

まるで「ここはオレの縄張りだぜ!」と言っているかのようです(たぶん勘違い)。

廃墟と猫の組み合わせはけっこうフォトジェニックですね。

排水溝から猫が出てきたのも見たので、もしかして住処にしている?

人間に慣れすぎている猫もいて、近づいても逃げないどころか寄ってくる子もいます。

人間がエサをくれることをよく知っているんですね。

この写真はわたしのお気に入りです。

また、まるまる太った猫だけでなく、痩せている猫や、目の見えない猫、歳をとった猫も暮らしています。
きれいに整えられた観光地とは違う「島の歴史と命のリアル」。
それらが重なる風景こそ、佐柳島ならではの深い魅力かもしれません。
まとめ
佐柳島は、船旅も味わえるため「ちょっとした小旅行」にはぴったりです。
「島に行った感」を簡単に楽しめるので、猫好き以外の人もぜひ行ってみてください。
猫好きの人には、言うまでもなく最高の体験ができるはずです!
なお、マルータのInstagramでは、このような「実は手軽に行ける隠れた名所」やを日々発信しています。
休日の予定づくりに迷う時間をなくすために、ぜひフォローして、あなただけの秘密のガイドブック代わりに活用してみてください。
