丸亀城前の「市民ひろば」が新しく生まれ変わります

丸亀城のすぐ北側にある「市民ひろば」。

昭和50年(1975年)の開園以来、丸亀市民から"憩いの場"として、長年愛されてきた公園です。 

実はこの市民ひろば、令和8年(2026年)10月から一時閉鎖され、大きく生まれ変わろうとしているんです。

 え、あの公園がどうなるの? 

そもそも何のために? 

そんな疑問にお答えするべく、全5回にわたり、市民ひろばとその周辺がどう変わっていくのかをじっくりお伝えしていきます。

 第1回は、市民ひろばがこれからどう変わっていくのか、その全体像からご紹介します。

お城とマルタスのすぐそばにある、あの公園が変わります

「市民ひろば」は、わたしたち丸亀市民にとってはお馴染みの公園ですよね。芝生で遊んだり、木陰でひと休みしたりした方も多いでしょう。

そんな市民ひろばが、令和8年(2026年)10月から再編整備のため、一時閉鎖されることになりました。

今回閉鎖されるエリアは2カ所。

  • 芝生広場エリア
  • 森林憩いエリア

「芝生広場エリア」「森林憩いエリア」の公衆トイレや、自動販売機は使えなくなります!

市民ひろば北西にある臨時駐車場は、工事期間中も引き続き利用できます。

なぜこのタイミングで、市民ひろばの整備が行われるのでしょうか。

実は、この整備は以前からあった「大手町地区4街区再編」にもとづいて進められているものなんです

市民ひろば北西にあった“噴水の広場”が、2023年に臨時駐車場へと変わったのは記憶に新しいと思います。

昭和50年(1975年)の開園から約50年が経ち、親しまれた噴水や人工滝は、老朽化による安全上の懸念がありました。

また、新しい市民会館「シアターマド」の整備場所の確保や、市役所周辺の駐車場不足に対応するため、ひと足早く駐車場へと変わったんです。

そしていよいよ「芝生広場エリア」と「森林憩いエリア」の再編整備が始まりますが、単なる公園の改修ではありません。

「大手町地区4街区」というエリア全体を、より良くするための大きなプロジェクトの一つなんです。

実はそこ、"4街区"と呼ばれるエリアなんです

そもそも“4街区(よんがいく)”ってどこのエリア?と疑問に思いますよね?

4街区とは、ここのことなんです。

出典:「大手町地区4街区南街区再編整備基本計画」(丸亀市)

一言でいうと、丸亀市の都市機能がギュッと集まった中心地のこと。

ちょうど丸亀城内にすっぽり入るくらいの広さです。

出典:「大手町地区4街区南街区再編整備基本計画」(丸亀市)を加工して作成

4街区にある主な施設はこの通り。

これだけの施設が、歩いて回れる範囲にまとまっているんです。

この4街区を、一体的に整備しようとしているのが「大手町地区4街区再編整備事業」というプロジェクトなんです。

こんな大規模に作り変える必要ってあるの?と思うかもしれません。

施設の老朽化や安全対策という理由もありますが、一番の目的は「社会環境の変化への対応」です。

最初に4街区が整備された50年前から比べると、わたしたちを取りまく社会環境は大きく変わりました。

  • ネットやSNSの普及による、市民単位のマルシェやワークショップの増加
  • 気象用語に「酷暑日」が追加されるほど、年々上昇する気温
  • 温暖化の影響による、災害への備えなど

今の時代に合った「街の拠点」として、アップデートする必要があったんです。

これまでの市民ひろば、これからもっと使いやすく

これまでの市民ひろばは、「丸亀城を一望できる、落ち着いた憩いの場」として長年愛されてきました。

今回の再編整備では、従来の良さを引き継ぎながら、市民の誰もが「自分のやりたいこと」を実現できる場所づくりを目指します。

市民ひろばをはじめとする、4街区の新しいコンセプト「市民の舞台」です。

出典:「大手町地区4街区南街区再編整備基本計画」(丸亀市)

わたしたちが自らイベントを開催したり、ワークショップに参加したりと、自分たちの手で使いこなす場所になれば、もっと楽しくなるはず。

「マルタス」や9月6日開館の「シアターマド」と一体となり、4街区を「市民が主役の交流拠点」へアップデートさせていきます。

新しい市民ひろばがオープンするのは、令和10年(2028年)4月の予定。少し先の話になりますが、今からどんな場所になるのか楽しみですね。

まとめ

今回の再編整備について、大切なポイントをおさらいしておきますね。

  • いつ閉まるの?:令和8年(2026年)10月から工事のため一時閉鎖されます。 
  • いつ開くの?:令和10年(2028年)4月にリニューアルオープンの予定です。
  •  どう変わるの?:伝統ある丸亀城の景観を大切にしながら、市民が自ら「使いこなす」ための新しい広場へと生まれ変わります。

市民ひろばとはしばしお別れとなりますが、2年後、今よりもっとワクワクする「市民の舞台」として帰ってきます。

第2回では、市民ひろばの歴史を振り返りながら、これまでどんな役割を果たしてきたのか、深掘りしていきます。