シアターマドで開催「避難訓練コンサート」ってどんなイベント?

丸亀市の新しい市民会館「シアターマド」で避難訓練コンサートに参加してきました。

イベントの名前ですでに興味津々ですよね。

では、避難訓練コンサートがどういうものだったかをレポートします。

「避難訓練」+「コンサート」?

避難訓練コンサートとは、音楽のコンサートです。

でも「避難訓練」という言葉が合体しているとおり「コンサート中に大地震が発生」という想定して避難訓練するイベントです(参考:避難訓練コンサートの告知ページ)。

来観客の皆さんとスタッフさんが一体となって避難訓練を体験します

コンサート当日の8月21日、朝9:15に開場しました。

快晴で、丸亀市の予想最高気温は34℃。

10:00に開演しました。

事前申込は、整理券を発行する方式で、定員の300人は早々に達したとのことです。

シアターマドに対する皆さんの関心は高いですね。

会場で配られた当日用の資料がこちらです。

もちろんコンサートなので、演奏される曲の紹介が載っています。

出演者は丸亀市民吹奏楽団さん、綾歌吹奏楽団さんです。

地元の楽団がシアターマドで演奏するのは初めてだそう。

曲を見ると、「サザエさんア・ラ・カルト」や「スーパーマリオブラザーズ」など、吹奏楽に馴染みのない人でもとっつきやすい内容ですね。

こちらは、地震が発生したときにどうすればいいのかについての案内。

要点がコンパクトにまとめられています。

イベントの司会はFM香川のパーソナリティでおなじみ、市川智子さん。

市川さんは防災士の資格も持たれているそう。そんな資格、初めて知りました。

避難訓練コンサートの開演です

市川さんの司会で避難訓練コンサートが始まりました。

「シアターマド、今日初めて来られた方は?」

オープニングトークで避難訓練についての説明があります。

ステージに客席と同じシートが設置してあり、地震が起きた時にとる姿勢についてもわかりやすく教えてくてます。

地震が発生したときは、まず落ち着く。

それから一度立ち上がって、イスの座面を上げます。そして、開いたスペースに低く構えるそうです。

やってみました!

こんな感じで事前の練習と避難経路の説明があって、コンサートは始まりました。

演奏は両吹奏楽団さん合同の編成で大迫力!

トロンボーンもトランペットも10人以上いて、吹奏楽団としては相当大きな規模で、なかなか壮観です。

予告通り、突如地響きが!

プログラムが順調に進んで3曲目、カーペンターズのメドレー「カーペンターズ・フォーエバー」を終えて次は「アンダー・ザ・シー」の演奏が始まりました。

1989年のアニメ映画『リトル・マーメイド』の代表的な挿入歌であり、海底王国の楽しさを歌った名曲だそうです。

その演奏が始まって程なく、

「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」

という轟音が突如鳴り響きます。

結構大きな音です。客席の小さい子どもさんがギャン泣きを始めるくらいには緊迫感強めの状況です。

これが「避難訓練コンサート」のある意味本番開始です。

あーこれは訓練なんだ」と当然わかっているんですが実際に音が鳴り、周囲の騒然とした状況を見ると緊張しますね。

明らかに心拍数は上がっています。これが実際に揺れを感じるようなことがあれば緊張感はこんなものではないと思います。

これだけでも、訓練に参加する意味は十分あると、この瞬間に思いました。

落ち着いて避難は完了しました

司会の市川さんの声で「状況を確認しています」「落ち着いてください」という声が響いて、少し落ち着きました。

高知県を震源とする震度7の大地震という想定になっています。

客席の様子はというと、事前の練習の成果ですね。

みなさんイスの座面を上げて、低く構えて、頭を守っています。

吹奏楽団のみなさんも姿勢を低くして頭を守っています!

館内の状況確認の結果、「建物に異常はない」ということで……

誘導に従ってホール外に退避します。

大きな混乱もなく、ホールから外に出られました。

しかし、こうして写真を見ても何かただ事でない感じが伝わってきますね。

お客さんだけではなく、スタッフの皆さんにとっても重要な訓練となっているようです。

避難誘導、状況確認、横の連絡……。

想像しただけでもクラっとしそうですね。

シアターマド館長の篠原勉さんからの全体説明、挨拶があり、避難訓練の部はいったん終了となりました。

お疲れさまでした。

そして最後にカッコいいおまけの見学も

解散時点で、「マルタスとの間の広場にはしご車が来てますよ」というアナウンスがありました。

高所からの救援訓練を見ることができるとのことです。

おー! 素直にカッコいいです(笑)。

さっそくこの「はしご車」の詳細を調べてみました(←職業病)。

車台(シャーシメーカー)日野自動車
架装メーカー(はしご部分)モリタ(MORITA/国内の36m級先端屈折式「MLE5-36」等を手がけるトップメーカー)
型式名日野・プロフィア(PRORX系 または FW系)のはしご車専用4軸シャーシ
配備署北消防署(号車名:北9)
導入(登録)年月平成24年(2012年)2月

救助の時の動画はこちらです。

まとめ

新しいホールのオープンに当たっての安全対策はとても大切だと感じました。

特に上演中の発災、避難誘導はそう簡単にできるものではないだけに、今日は貴重な体験をさせていただきました。

参加された皆さんも、事前の準備の後で警報がなった時の緊張感と落ち着いて避難することの大切さを肌で感じることができたのではないでしょうか。