瀬戸内の島へ行ってみたいけれど、船の乗り方がわからなくて、ためらってしまう。そんな方も多いと思います。
でも大丈夫!丸亀港なら、時刻表や乗り場のポイントさえ押さえておけば、初めてでも簡単に美しい瀬戸内の島々へ渡れますよ。

この記事では、丸亀港へのアクセス方法から船の乗り方、人気航路の時刻表や料金などを、初めての方向けにギュッとまとめてみました。
丸亀港とは
「丸亀港」とは、香川県丸亀市福島町にある旅客港のことです。

丸亀港からは、瀬戸内に浮かぶ塩飽諸島(しわくしょとう)のうち、以下の5つの島に渡れますよ。
- 本島(ほんじま)
- 広島(ひろしま)*「さぬき広島」とも呼ばれています
- 手島(てしま)
- 小手島(おてしま)
- 牛島(うしじま)
丸亀港への行き方は?
丸亀港はJR丸亀駅からも近く、アクセスしやすい場所にあります。
車の場合
最寄りのインターから30分圏内と、車でもアクセスしやすい港です。
- 本州・高松方面から:高松自動車道「坂出IC」から車で約15〜20分
- 松山・高知方面から:高松自動車道「善通寺IC」から車で約20〜25分
車と一緒に乗船する場合は、カーナビやスマホの地図アプリでそのまま「丸亀港」と入力するか、住所を入力しましょう。
- 住所:香川県丸亀市福島町127-16
車を港に置いてフェリーに乗船する場合は、丸亀港には駐車場がないので、目的地をあらかじめ、最寄りの駐車場にセットしておくとスムーズに移動できます。
最寄りの駐車場はこの3箇所。
- 港駐車場(一番近い)

- 福島駐車場(二番目に近い)

- 駅前地下駐車場(一番遠い)

3つの駐車場はすべて入庫後1時間は無料。その後は30分ごとに100円加算される方式です。
港駐車場、福島駐車場は24時間で最大500円。駅前地下駐車場は、24時間で最大1000円となります。
丸亀港から近くて料金もお得な、港駐車場か福島駐車場がおすすめです。
徒歩の場合
丸亀駅(北口)から丸亀港まで北へ約500m。徒歩約10分で到着します。
丸亀港からフェリーに乗るまでの流れ
「JRの切符は買ったことがあるけど、船はちょっと不安......」。そんな方もご安心ください!
この章では、チケットの買い方から乗船まで詳しくお伝えします。
チケットが買える場所
チケットは丸亀港で購入できますが、行き先によって、窓口が2箇所に別れているので注意しておきましょう。
- 本島・牛島:入り口「左側」の「本島汽船」へ
- さぬき広島・手島・小手島:入り口「右側」の「備讃フェリー」へ
中央の入り口から入った正面の柱に、小さな案内板があります。
迷ってウロウロするのが恥ずかしいなあ、という方はこの案内板で確認しましょう。

チケットを買うタイミング
出航20〜30分前には、チケットを買っておきましょう。
本島・牛島へ行く本島汽船は、出航の20分前にチケットを販売するカウンターが開きます。

さぬき広島・手島・小手島へ行く備讃フェリーは、券売機で購入します。

車をフェリーに載せる場合は、前日までに予約をしておきましょう。
備讃フェリーの場合、全便予約制となっているので、前日までにチケットを購入しなければいけません。
本島汽船も予約が優先となっているので、前日までに予約をしておいたほうが無難です。
チケットの買い方
本島汽船は、カウンターが開いたら窓口のスタッフの方がいるので、行き先などを伝えて買いましょう。

備讃フェリーは、券売機にお金を入れて、希望の行き先分のチケットを買います。

どちらのフェリー会社も、チケットは1人1枚必要です。乗船する人数分を買いましょう。
車をフェリーに載せる場合のみ、乗客1人分の料金が含まれています。
例えば、フェリーに大人2人と車を1台載せる場合、車チケット1枚、大人チケット1枚でOKです。
チケットを購入するときは、必ず往復チケットを買っておきましょう。一部の島の港や、船内で買える航路もありますが、基本的に行った先でのチケット販売はありません。
チケットを買ったあと、船に乗る場所はどこ?
航路や船の種類によって、乗り口もバラバラなので事前に確認しておきましょう。

本島行きの乗り口は、丸亀港のすぐ裏側。

牛島行きは、丸亀港の西側にある桟橋が乗り口です。

さぬき広島・手島・小手島の乗り口は船の種類によって、2箇所に別れています。

フェリーに乗る場合は、丸亀港の東側のすぐそば。

旅客船の場合は約50mほど歩いた桟橋です。

本島・さぬき広島の時刻表と料金表
船旅をスムーズに楽しむためには、船の出発時刻などを事前に把握しておくことが大切です。
ここでは利用者の多い本島・さぬき広島の料金と時刻表をまとめてみました。
料金表
本島とさぬき広島の料金表(一部)はこちらです。
毎月20日は「丸亀市航路運賃無料デー」なので、旅客運賃が無料になります。
💰 料金表(丸亀 ⇔ 本島)
| チケットの種類 | 対象 | 料金 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 大人(片道) | 中学生以上 | 560円 | 片道ずつ買う基本チケット |
| 大人(往復) | 中学生以上 | 1,070円 | 片道ずつ買うより50円お得! |
| 小人(片道) | 小学生 | 280円 | 大人の半額 |
| 小人(往復) | 小学生 | 540円 | 往復で20円お得 |
| 自転車の持ち込み | 1台片道 | 330円 | ※別途「人の乗船券」が必要(フェリーのみ可) |
| 自動車(軽自動車など) | 車長3m〜4m未満 | 3,480円 | ※ドライバー1人分の運賃込み(片道) |
💰 料金表(丸亀 ⇔ 広島・江の浦)
| チケットの種類 | 対象 | 料金 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 大人(片道) | 中学生以上 | 580円 | ※往復割引はありません |
| 小人(片道) | 小学生 | 290円 | 大人の半額 |
| 自転車の持ち込み | 1台片道 | 310円 | ※別途「人の乗船券」が必要(フェリーのみ可) |
| 原付バイク(125cc以下) | 1台片道 | 620円 | ※別途「人の乗船券」が必要(フェリーのみ可) |
| 自動車(軽自動車など) | 車長3m〜4m未満 | 4,020円 | ※ドライバー1人分の運賃込み・前日までに要予約 |
令和8年10月19日現在
時刻表
本島・さぬき広島の時刻表はこちら。
🚢 丸亀港発 ➔ 本島港着(行き)
| 発時刻 | 着時刻 | 船の種類 | 備考・経由 |
|---|---|---|---|
| 06:10 | 06:45 | 🚗 フェリー | 朝一番の便 |
| 07:40 | 08:15 | 🚗 フェリー | ― |
| 10:40 | 11:15 | 🚗 フェリー | ― |
| 12:10 | 12:30 | 👤 旅客船 | 牛島経由(12:25着) |
| 15:30 | 16:05 | 🚗 フェリー | ― |
| 16:30 | 16:50 | 👤 旅客船 | ― |
| 18:15 | 18:35 | 👤 旅客船 | ― |
| 20:00 | 20:20 | 👤 旅客船 | 最終便(車両不可) |
🚢 本島港発 ➔ 丸亀港着(帰り)
| 発時刻 | 着時刻 | 船の種類 | 備考・経由 |
|---|---|---|---|
| 06:50 | 07:20 | 🚗 フェリー | 朝一番の便 |
| 08:30 | 08:50 | 👤 旅客船 | 牛島経由(8:36発) |
| 09:40 | 10:10 | 🚗 フェリー | ― |
| 12:35 | 13:05 | 🚗 フェリー | ― |
| 14:15 | 14:35 | 👤 旅客船 | 牛島経由(14:21発) |
| 17:10 | 17:40 | 🚗 フェリー | ― |
| 17:50 | 18:10 | 👤 旅客船 | ― |
| 19:30 | 19:50 | 👤 旅客船 | 最終便(車両不可) |
🚢 丸亀港発 ➔ 広島・江の浦港着(行き)
| 発時刻 | 着時刻 | 船の種類 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 06:05 | 06:50 | 🚗 フェリー | 早朝便 |
| 06:50 | 07:11 | 👤 高速客船 | ― |
| 07:40 | 08:01 | 👤 高速客船 | ― |
| 09:25 | 10:10 | 🚗 フェリー | ― |
| 11:10 | 11:32 | 👤 高速客船 | 木曜のみ |
| 13:55 | 14:16 | 👤 高速客船 | ― |
| 15:00 | 15:45 | 🚗 フェリー | ― |
| 17:30 | 17:52 | 👤 高速客船 | 夏期金曜など運航 |
| 17:45 | 18:06 | 👤 高速客船 | ― |
🚢 広島・江の浦港発 ➔ 丸亀港着(帰り)
| 発時刻 | 着時刻 | 船の種類 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 07:15 | 07:36 | 👤 高速客船 | 早朝便 |
| 08:35 | 09:14 | 🚗 フェリー | ― |
| 10:45 | 11:06 | 👤 高速客船 | ― |
| 12:45 | 13:30 | 🚗 フェリー | ※木曜のみ13:00発 |
| 13:30 | 13:51 | 👤 高速客船 | ― |
| 16:40 | 17:01 | 👤 高速客船 | ― |
| 17:25 | 18:10 | 🚗 フェリー | 夕方フェリー最終便 |
| 18:10 | 18:31 | 👤 高速客船 | 夜便 |
令和8年10月19日現在
実際に訪れる際は、公式サイトで最新の料金と時刻表をチェックしておきましょう。
公式サイトは時刻表や料金表の他に、欠航などの運行情報も確認できます。
運行情報は、各公式サイトを開いた最初のページに表示されています。
- 本島・牛島:本島汽船株式会社
- さぬき広島・小手島・手島:備讃フェリー株式会社
お子様連れと、船酔いしやすい方へのポイント
お子様連れの島旅や船酔いが不安な方も、ちょっとしたコツを知っておけば大丈夫です。
船の選び方や島に渡る前の準備など、家族みんなで安心して楽しむためのポイントをまとめてみました。
小さなお子様連れの方
島へ渡る便によって、大型の「フェリー」と小さな「旅客船」があります。
ベビーカーを押して乗船される方は、乗り入れがしやすくて、多目的トイレのある「フェリー」のほうが安心です。
各島内にはコンビニやドラッグストアがないので、離乳食やおむつ、飲み物などは事前に準備して乗りましょう。
船酔いしやすい方
酔いやすい方は、大きくて揺れにくい「フェリー」に乗りましょう。
瀬戸内海は比較的おだやかな海なので、激しく揺れることはあまりありませんが、不安な方は酔い止め薬を、乗る前に飲んでおくことをおすすめします。
島に着いたら?移動手段と帰りの乗り場
島に渡ってからの移動手段について、不安に感じる方もいらっしゃると思います。
5つの島それぞれの移動手段についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
島内の移動手段
島での移動手段をまとめた表がこちらです。
🚢 旅客船で渡った後の「島内移動手段」一覧
※注意:旅客船(高速船・客船)には自転車・バイク・車を持ち込めません。
| 島名 | 主な移動手段 | 移動のポイント |
|---|---|---|
| 本島 (ほんじま) | 🚲 レンタサイクル / 🚌 バス / 🚶 徒歩 | 港前で自転車をレンタル可。見どころ巡りに一番便利です! |
| さぬき広島 (さぬきひろしま) | 🚌 バス / 🚲 レンタサイクル / 🥾 徒歩 | 島が広いためバスや自転車が便利。山歩きは徒歩で楽しめます。 |
| 牛島 (うしじま) | 🚶 徒歩 | 徒歩で十分周遊できます。船への車両持ち込みは不可です。 |
| 小手島 (おてしま) | 🚶 徒歩 | 徒歩で散策。フェリーなら自分の自転車や車も持ち込めます♪ |
| 手島 (てしま) | 🚶 徒歩 | 徒歩で散策。フェリーなら自分の自転車や車も持ち込めます♪ |
牛島のみレンタサイクルもなく、車両の持ち込みもできませんが、周囲4.2kmの小さな島なので、徒歩で散策しても十分満喫できます。
帰り便はいつ戻ってきたらいい?
帰りの便が出港する15〜20分前には、乗り場へ戻っておきましょう。
連休や丸亀市航路運賃無料デーなど混雑期は、特に早めに戻っておくことをおすすめします。
定員オーバーで希望の便に乗れなかった場合、次の便まで2〜3時間あいてしまうこともあります。
乗れなかった便が最終だった場合、島から出られなくなってしまう、なんてことも......。
帰りの便の乗り場は?
基本的には、帰りの便も降りた港から乗船しましょう。
注意点は2つ。
- 同じ港でも、フェリーと旅客船で乗り場が違う場合があります。帰りの便の乗り場も、念の為確認しておきましょう。
- さぬき広島は「江の浦港」と「青木港」の2つの港があります。帰りの便がどちらなのか、事前に確認しておきましょう。
帰りの便を必ず確認してから、島での楽しい時間を過ごしましょう。
まとめ
最後におさらいしておきたいポイントをまとめました。
- JR丸亀駅(北口)から徒歩約10分。記事で紹介した駐車場は最初の1時間が無料です。
- 車や自転車などの車両は、「フェリー便」のみ積み込み可能です。
- 本島・さぬき広島は現地でレンタサイクルが利用できます。
- 最新情報(時刻表・料金・運行状況)は、事前にチェックしておきましょう。
瀬戸内海の美しい景観は、日常の慌ただしさをきっと忘れさせてくれますよ。
しっかり準備をして、島旅を楽しんでみてくださいね。
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