讃岐富士と田園ビューを見下ろす絶景スポット!歴史ある「大窪池」とは? | 飯山町

今回ご紹介するのは、丸亀市飯山町にある「大窪池おおくぼいけ」。

飯山町上法軍寺から川原にかけて広がる大きな池で、丸亀市内に452か所あるため池の中で2番目の貯水量を誇ります

「ただのため池でしょ?」と思うなかれ!

ここは、香川ならではの「讃岐富士(飯野山)」と、眼下に広がる美しい田園風景が一望できる、隠れた超絶景スポットなんです。

堤防の上から見下ろす「田園ビュー」が絶景

大窪池の魅力は、なんといってもその堤防の「高さ」にあります。

通常のため池とは違い、12.2メートルもの堤防があるんです。

この堤防の上に上がると、目の前には貯水量847.9 千㎥のため池があります。

そして、ため池の逆側を見下ろすと……

オーシャンビューならぬ、見事な「田園ビュー」です!

取材に訪れたこの日は、ちょうど収穫を控えた麦畑が美しい小麦色(黄金色)に染まる最高の季節。

風が吹くたびに、黄金色の海がキラキラと揺れているようで息をのむ美しさでした。

ちなみに、この田んぼは水田の季節になると、今度は一面が綺麗な「水鏡」に変わります。

堤防の土手には、5月〜6月ごろにかけて「チガヤ(茅)」と呼ばれるふわふわした白いシッポのような植物が一面に群生しています。

銀白色の穂が風に優しく揺れる様子は、どこかノスタルジックでとってもフォトジェニックですよ。

大窪池について

大窪池について、もう少し紹介しましょう。

池自体のスケールも圧倒的です。

周囲は約1.9kmもあり、青い水面がどこまでも広がっています。

上の写真の、池の向こう岸に見えるひときわ目立つ水色の丸い建物は、「丸亀市遠田配水池」。

どこか親しみのわくデザインで、大窪池の風景のアクセントになっています。

歴史を紐解くと、この大窪池の起源はなんと西暦720年代(聖武天皇の時代)に行基菩薩によって築造されたという伝承が。

さらに、今から約360年前の正保年間に高松藩主・松平頼重の家臣である矢延平六やのべへいろくによって築造されたという記録も残っているそうです(以下の石碑にある)。

飯山町の農業と水不足を救い続けてきた歴史が、この大きな池には詰まっているんですね。

大窪池の北西には、溢れた水が流れるようになっています。

東の方向を見ると、羽床富士(堤山)も見えますね!

地域を見守る「大窪池ノ宮」とお地蔵様

堤防をのんびり歩いていくと、池と地域を見守るように、静かにたたずむ鳥居と祠が見えてきました。

綺麗な衣服やお花(造花)が供えられており、この池がどれほど大切に、感謝されながら守られてきたかが伝わってきます。

鳥居の向こうには、背景に美しくそびえ立つ讃岐富士が見える!

まるで計算されたかのような、美しく神聖な景色ですね。

大窪池へのアクセス

大窪池にアクセスするときは、車でこちらを目指してください。

大窪池の堤防で、この地図の場所には車で行けます。

こちらのような道路です。

道路がふくらんだ場所があるので、2〜3台ほどなら停められそうです(下の写真)。

大窪池の詳細情報

最後に、大窪池の詳細情報です。

項目データ
コード番号372020058
ため池名称大窪池
所在地丸亀市 飯山町上法軍寺2032-2地先
所有者丸亀市
管理者大窪池土地改良区
堤高12.2 m
堤頂長1,092 m
貯水量847.9 千㎥
届出の有無-
特定農業用ため池の指定
防災重点農業用ため池の指定
防災重点指定年月日R3.2.26 (令和3年2月26日)

参考:「香川県ため池データベース」丸亀市|香川県