2022.02.01 編集室より その1・お金使って宣伝したのに「反響無し」で終わってしまう広告とは

月刊マルータ発行人のくすです。

お金使って宣伝したのに「へーそうなんだ」で終わってしまう悲劇があります。折角「商品、サービスをいい感じで見せた」のに、お客さんにそのあと何をしてほしいのかが、無い例です。まさか、と思うかもしれませんがこれ意外と多いんですよ。

反響がでない広告の、あるある

例えば、生け花教室の広告があるとしましょう。
きものを着た綺麗な女性が生け花をしている素敵な写真...
あとは教室名と電話番号。印象的に攻めてきてます。

じゃぁそれ見た人は…「へー、お洒落な生け花教室?」からの、
電話する?
いきなり電話する人は、なかなかいません。
せいぜい記憶の中で「あーそういうのあったねぇ!」…で、終わり。

昭和の時代にわんさか人が溢れていて、
我れ先で競って何かをしていた時代の広告です。
こういうの意外とたくさんあります。

もちろん電話番号や住所は載ってます。でも何しに電話をかけるんでしょうか

激安ワンコインのランチならともかく、
少し重たいサービスだと、行動を起こす「着地点」がないと
広告を見た人は「へー」で終わってしまいます。

印象に残っているんだけど、行動せずに終わります。
あーそれみたことあるわ。以上。

もちろん広告を見た何人かは
「見学会とかやってないんですか?」と
問い合わせするかもしれません。

でもそういう人はたまたま
「生け花教室を探していて」
「察しが良くて」
「怖がらないコミュニケーション強者」
だと思います。つまり激レアさん!

「ちょっと気になってる」程度の人を呼び寄せるには
見学会や体験教室など、気軽に試せるチャンスを作らないと
広告しても「ムダ撒き」になってしまいます。

失敗したくないのはみーんな同じです。
とにかく警戒心をとることを意識するべきです。
「嫌だな、と思ったら無言で逃げられるな」って位の軽さがちょうどいいんです。

じゃぁどうするのか?:広告の着地点を明確にします

・「やってほしいこと」が読者に明確に伝わるか?→読者目線でチェック。
・「やってほしいこと」は、お客さんにとって「重すぎないか?怖くないか?」→読者目線でチェック。
・「やってほしいこと」は、計測できるか?→電話件数、来店数、購入数、クーポン券の回収数、QRコードの読み取り回数、など
・できれば「やってほしいこと」を何段階か用意する→続きはwebで、ちょっと現地を覗いてみる、お試し体験、購入・入会

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この記事を書いた人

くす
くす
月刊マルータ発行人。未年、動物占い「頼られると嬉しいひつじ」。だが実際は頼りない。