2024.09.26
コラム
【巻頭特集スピンオフ】丸亀キッズウィーク
まだまだ知られていない「丸亀キッズウィーク」を広めたい
たに 今回の特集は「丸亀キッズウィーク」です。毎年、10月の第3土曜日に市内の幼稚園、小・中学校を休校にする取り組みです。この休みの日が「丸亀こどもデー」といわれていて、その日を含んだ3連休を「丸亀キッズウィーク」というんですね。こんな取り組みがあったこと、はじめて知りました。
くす 丸亀市の親御さんたちからしても「なんだかわからないけど、毎年、子どもが休んでいるよね」ぐらいの認識だと思います。
たに あ、当事者からしてもそうなんだ。
くす そうそう、なんか秋にあるわ、ってぐらい(笑)。それに、お家の人からしたら、月曜日に子どもを休ますって、ちょっと迷惑な話でもありますしね(笑)
たに 確かに(笑)。今回、これを特集にしようと思ったのはどうしてだったんですか?
くす 今言った通り、まだまだ認知度が低いので、こういう取り組みがあるんだということをちゃんと知らせることができれば、と思ったんです。
たに 特集ページでは、この時期に行われるさまざまなイベントが掲載されています。「丸亀キッズウィーク」に合わせて、丸亀やその周辺エリアでいろんなイベントがあるんですね。
くす これ「丸亀キッズウィーク」の担当者さんがイベント主催者全部に声がけして、集めているそうなんです。一つずつ声掛けしているので、すごい大変なご尽力です。だから誌面でもとにかく規模感を出したいんですよ。かたまりとして、こういうことをやっているんだ、と影響力を高めたいという担当者さんのご希望に添いたかったんです。
たに そうすることで、丸亀キッズウィークがどんどん地域の人にも馴染んでいきそうですよね。
6000人が詰めかけた「ワクワク体験Kids王国」
くす こっちの方、実はマルータとしてもまーまー関わっていまして。
たに マルータも関わっているんですね。
くす 「ワクワク体験Kids王国」って簡単に言うと、丸亀版キッザニア的なもの。地元の企業が出店して、子どもがいろんな職業を体験する。楽しいだけじゃなくて、地元にこんな会社があるんだ、と気づいてもらうこともできる。
たに 面白そうですね。どんな企業が参加するんです?
くす 四国電力さんや自衛隊、四国ガスさん、NHKさんなど、たくさんの企業の方が出店してくれています。かなり充実しているんですよ。四国ガスさんは、お城の近くに「PIPOT(ピポット)」という料理スタジオをお持ちなので、そこで料理体験をすることができます。NHKさんのブースでは、放送機材に触ったりすることもできますよ。
たに おお、豪華ですねえ。
くす 一昨年の「ワクワク体験Kids王国」は、来場者が当初見込んでいた数を大幅にオーバーして……。会場中で大渋滞が起こっていました(笑)
たに なんと、悪夢のような……。うれしい悲鳴ではありますが。
くす そのあとに、みんなで大反省会をして、去年からは会場を広げて、かなりいい環境になっていると思います。ですから、来てもらうと、のんびり楽しめると思います。
裏側にあるのは「休み方改革」
たに この取り組みに、マルータが関わっているのはどうしてなんですか?
くす 本誌にも書いたんですけど、この取り組みって子どもが休む日でもあると同時に、大人が休む日でもあって、その点で「休み方改革」みたいな意味もあるんですよ。その点、共感するところが大きくて。
たに 子どもの休みを分散させて、大人と子どもが一緒にいれる休日を作る意味がある、ということでしたね。子どものあるなしに関わらず、「休みやすい」環境を作るという意味もある。この試みは丸亀以外でも広がっていくんですかね?
くす そうだと思います。この取り組みって、国が推進しているもので、経産省が主体になって、文科省と厚生労働省もバックアップをしている。大きな動きの一環なんです。だから、今後、丸亀だけではなく周辺自治体にも広げたいという声がある。実際、実現に向けた動きもあるんです。
たに とはいえ、休みじゃない日を休みにするって、大変そうですよね。
くす 丸亀でも始めるまでにも苦労があったみたいです。最初はなかなか休みの都合がつかなかったので、運動会の代休を持ってきて……というようなこともあった。
たに ただ、その先にやっぱり「休み方改革」があるから、重要なことをやってるんですよね。
くす そうそう。世の中として、そういう動きがあるのはいいんじゃないか、と思ってるんです。「休むこと」については、僕も会社をやっているからよく考えます。紙面としては、ライトなイベント紹介がメインになっていますが、今回の企画は、そういう意味でもいろんなレイヤーで考えてほしいな、と思っています。
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くす 丸亀市の親御さんたちからしても「なんだかわからないけど、毎年、子どもが休んでいるよね」ぐらいの認識だと思います。
たに あ、当事者からしてもそうなんだ。
くす そうそう、なんか秋にあるわ、ってぐらい(笑)。それに、お家の人からしたら、月曜日に子どもを休ますって、ちょっと迷惑な話でもありますしね(笑)
たに 確かに(笑)。今回、これを特集にしようと思ったのはどうしてだったんですか?
くす 今言った通り、まだまだ認知度が低いので、こういう取り組みがあるんだということをちゃんと知らせることができれば、と思ったんです。
たに 特集ページでは、この時期に行われるさまざまなイベントが掲載されています。「丸亀キッズウィーク」に合わせて、丸亀やその周辺エリアでいろんなイベントがあるんですね。
くす これ「丸亀キッズウィーク」の担当者さんがイベント主催者全部に声がけして、集めているそうなんです。一つずつ声掛けしているので、すごい大変なご尽力です。だから誌面でもとにかく規模感を出したいんですよ。かたまりとして、こういうことをやっているんだ、と影響力を高めたいという担当者さんのご希望に添いたかったんです。
たに そうすることで、丸亀キッズウィークがどんどん地域の人にも馴染んでいきそうですよね。
6000人が詰めかけた「ワクワク体験Kids王国」
くす こっちの方、実はマルータとしてもまーまー関わっていまして。
たに マルータも関わっているんですね。
くす 「ワクワク体験Kids王国」って簡単に言うと、丸亀版キッザニア的なもの。地元の企業が出店して、子どもがいろんな職業を体験する。楽しいだけじゃなくて、地元にこんな会社があるんだ、と気づいてもらうこともできる。
たに 面白そうですね。どんな企業が参加するんです?
くす 四国電力さんや自衛隊、四国ガスさん、NHKさんなど、たくさんの企業の方が出店してくれています。かなり充実しているんですよ。四国ガスさんは、お城の近くに「PIPOT(ピポット)」という料理スタジオをお持ちなので、そこで料理体験をすることができます。NHKさんのブースでは、放送機材に触ったりすることもできますよ。
たに おお、豪華ですねえ。
くす 一昨年の「ワクワク体験Kids王国」は、来場者が当初見込んでいた数を大幅にオーバーして……。会場中で大渋滞が起こっていました(笑)
たに なんと、悪夢のような……。うれしい悲鳴ではありますが。
くす そのあとに、みんなで大反省会をして、去年からは会場を広げて、かなりいい環境になっていると思います。ですから、来てもらうと、のんびり楽しめると思います。
裏側にあるのは「休み方改革」
たに この取り組みに、マルータが関わっているのはどうしてなんですか?
くす 本誌にも書いたんですけど、この取り組みって子どもが休む日でもあると同時に、大人が休む日でもあって、その点で「休み方改革」みたいな意味もあるんですよ。その点、共感するところが大きくて。
たに 子どもの休みを分散させて、大人と子どもが一緒にいれる休日を作る意味がある、ということでしたね。子どものあるなしに関わらず、「休みやすい」環境を作るという意味もある。この試みは丸亀以外でも広がっていくんですかね?
くす そうだと思います。この取り組みって、国が推進しているもので、経産省が主体になって、文科省と厚生労働省もバックアップをしている。大きな動きの一環なんです。だから、今後、丸亀だけではなく周辺自治体にも広げたいという声がある。実際、実現に向けた動きもあるんです。
たに とはいえ、休みじゃない日を休みにするって、大変そうですよね。
くす 丸亀でも始めるまでにも苦労があったみたいです。最初はなかなか休みの都合がつかなかったので、運動会の代休を持ってきて……というようなこともあった。
たに ただ、その先にやっぱり「休み方改革」があるから、重要なことをやってるんですよね。
くす そうそう。世の中として、そういう動きがあるのはいいんじゃないか、と思ってるんです。「休むこと」については、僕も会社をやっているからよく考えます。紙面としては、ライトなイベント紹介がメインになっていますが、今回の企画は、そういう意味でもいろんなレイヤーで考えてほしいな、と思っています。
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